マラソン初心者がシンスプリントに悩まされることはよくあるでしょう。
私自身陸上部に入部したての頃にシンスプリントになったことがありました。
そこでこの記事ではシンスプリントになったときの対処方法を紹介したいと思います。
シンスプリントとは
そもそもシンスプリントとは下腿内側に位置する脛骨の下方1/3あたりに痛みが発生する症状です。
骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴です。
脛骨過労性骨膜炎とも言います。
基本的に体を動かすどの運動においても、十分な筋力の整っていないうちにいきなり激しい運動した際に起こりうるものではありますが、やはりマラソン選手や陸上競技のランナーなどに起こりやすいです。
初期症状としては、運動時のみ、脛のあたりに不快感や軽い鈍痛を感じるようになります。
これは散発的なものなので、本人が大したものではないと思うことがほどんどです。
最初は骨に痛みのようなものを感じますが、痛みの元は骨を覆っている骨膜が炎症を起こしているものです。
シンスプリントは厳密には”初心者病”とは違います!!
マラソンをしていてシンスプリントになる原因
ここで気になるのはなぜシンスプリントになるだろうということになるでしょう。
そこで、どういったことが原因でシンスプリントになるのか例をいくつか挙げます。
ランニングフォームが悪い
ランニングフォームが悪いことが原因でシンスプリントになってしまったと思っている方は以下の記事を参考にランニングフォームを改善をしてみてください。
足に合わないもしくはクッション性がないシューズを履いて走っている
上記に当てはまるシューズを履いて走っていることが原因でシンスプリントになってしまったと思っている方は以下の記事を参考に再度自分に適していると思うシューズ買って改善してみてください。
地面がコンクリートの場所でランニングをしている
地面の硬さが走る足に与える影響に書いた記事を参考に走る足にやさしい地面がある場所を探してみてください。
↪シンスプリントになりにくい地面の状態を知りたい方はこちら!
筋肉の酷使
急に無茶な練習を始めたことが原因でシンスプリントになってしまったと思った方は以下の記事を参考に練習方法を見直してみてください。
柔軟性不足
柔軟性に欠けていることが原因でシンスプリントになってしまったと思った方は以下の記事を参考に柔軟体操を実践したみてください。
偏平足
偏平足が原因でシンスプリントになってしまったと思った方は以下の記事を参考に偏平足を改善してみてください。
マラソンをしていると生じるシンスプリントまとめ
シンスプリントに最も効果的な治療は足を長期間休めることです。
私自身は最初足を休めていましたがいつまでも休むわけにはいかなかったので患部にアイシングをして凌いでいました。
患部にアイシングするのは実際に効果的だと言われています。
症状が軽くなったからと言ってすぐに運動すると再発します。
また、アイシングを毎日欠かさずにしても治らなかったのにやめた途端に症状が良くなるという個人差もあります。
シンスプリントになった場合は自分に合った治療方法で早く治してください。