マラソンは沿道からの声援やゴール時の達成感などレース時ならではの魅力と共に、レースでより良い成績を残すために行う練習においても身体を動かしたり汗を流す事によって爽快感が感じられる人気スポーツです。
そのような魅力や爽快感と共に感じる機会が多くて悩まされている方が稀有ではないのが、レース中や練習中に生じる頭痛です。
そこでこの記事では、マラソンレース中や練習中に頭痛が生じたときの対処法とそうならない方法を紹介したいと思います!
マラソン中に頭痛を感じるタイミング
特に頭痛を感じるタイミングとして挙げられる事が多いのが、追い込みをかけるようなトレーニングをした後や気温が高い時、晴天時や起床後あまり時間が経過していない段階です。
このように頭痛が発症するタイミングは個々により異なるのですが、頭が痛くなる原因として最も影響しているのは頭部に張り巡らされている血管の太さが変化する事なので、発症するタイミングは異なっていたとしても原因と突き止めると血管の伸縮が影響している事が多いです。
マラソン中に頭痛が起きたときの対処方法
人体の仕組み上血管が拡張するのは気温が高くなっている時や標高が高い場所で過ごしている時であり、尚且つ血管が影響して頭が痛む時は頭部の両側が特に強く痛むという特徴があるため、気温が上昇している時や標高が高い所で過ごしている時に痛くなった時は血管が関係していると考え、有効的な対処をする事が大切です。
血管が原因で頭が痛い時の対策法としては市販の頭痛薬を服用して安静に過ごす事が有効的であり、レースや練習を行う前に予め痛みに見舞われないようにしたいのなら事前にしっかりとウォーミングアップを行い、急激に拡張しないように少しずつ血管に行き渡らせる血液量を増やすようにしましょう。
他にマラソンをしている時に頭が痛くなる原因で多いのが身体の脱水状態で、多量の汗を発汗しているのにも関わらず十分に水分補給をせずに水分量が不足状態になっていると、血液の生成量が減って脳に対して送られる血液の量も減少する上に血液と同時に行き届けられる酸素も不足するため、酸素不足になり痛みに繋がります。
マラソン中に頭痛が起きないようにするための予防方法
また、汗には塩分も含まれているので水分の摂取量は十分であったとしても塩分不足で体内の電解質が乱れてしまっている事により痛みに繋がる事例もあるので、水と一緒に塩分も意識的に摂取するように心がけたり、塩分を含めた様々な成分がバランス良く配合されているスポーツ飲料を飲用すると良いです。
レース時には給水所でスポーツ飲料を提供しているマラソン大会がある一方で水しか提供していない大会もあるため、スポーツ飲料が提供されているのなら必要に応じてスポーツ飲料を給水するようにし、水しか提供されていない事例を考えて塩タブレットなどポケットに入れておきやすい上に、走りながらでも無理なく口にできる物を用意しておくと安心です。
さらに、マラソンを行う際はパフォーマンスのために食事量を控えめにする方が多いですが、食事量が少なすぎると血糖値が低くなる事で血管が細くなり血液量の減少によって頭痛に繋がるため、消化が良くて栄養価が高いバナナなどをレース前やレース中に補給すると対策になります。
マラソン時には血管の太さと血液量を急激に変えない事がまとめになるので、予防としての対策に重きをおきつつ早めに変化に気づくようにしましょう。
マラソンレース中・練習中に起きた頭痛まとめ
いかがでしょうか。
頭痛の原因が血管であれば、市販の頭痛薬を服用して安静に過ごす事が有効的です。
塩分不足で頭痛になることもあるので、走る前に少しでもスポーツ飲料を飲みましょう。
この記事を読んだみなさんはくれぐれもマラソンレース中・練習中に頭痛にならないように気を付けましょう!