基本的に、ハーフマラソンの平均完走タイムはプロとアマによってかなり異なります。
男性の場合は、平均的な完走タイムが2時間5分から10分程度の間であり、女性の場合は2時間20分から30分の間です。
これは、通常のランナーが掲示するタイムであってプロランナーが行うものではないため注意が必要です。
一般的なランナーは、ペース配分を考慮して走行することが少ないためあくまでも自分が走りやすいペースで走っていくことになります。
ですから、ペースがそれほど速くならず半数以上の人が2時間を超えた走りとなります。
これは、プロのトップランナーと比較すると明らかに違います。
そこでこの記事では、ハーフマラソンをどれくらいのタイムで完走すれば全体の何割の順位になれるかを解説したいと思います!
ハーフマラソンの上位の完走タイム
例えば、男性のプロのトップランナーは平均的なタイムとして1時間前半が当たり前です。
つまり、通常のマラソンを楽しむ市民ランナーのタイムと比較すると約2分の1のタイムで走ることが可能です。
言い換えると、本格的なハーフマラソンで上位の順位を目指すためには1時間近くで走り切ることを考えなくてはいけません。
実際に、ハーフマラソンの世界記録は1時間を切っていますので、平均的な市民ランナーのタイムである2時間がそれほど速いペースではないことがわかります。
また、日本人に限定してもハーフマラソンのトップクラスは1時間弱です。
プロで上位入賞を目指すのならば、1時間程度を基準に走らないとトップグループには入れません。
一方で、女性の場合も実は男性とほとんどタイムが変わりません。
日本人のハーフマラソンの場合、上位グループの誤差はわずか10分程度です。
ハーフマラソンの一般が目指すべき完走タイム
上記のように、いわゆるプロのトップランナーを目指すためには1時間を目安にすることがわかりました。
では、市民ランナーのトップグループはどの程度なのでしょうか。
男性の場合は、市民のハーフマラソンのトップグループは1時間30分を切ることを目安にすることになります。
この1時間30分という壁は非常に高く、市民ランナーの中でこのタイムを掲示することができるのは男性の場合で全体のわずか1%弱、女性では1%未満です。
ですから、トップを目指したいときは1時間30分を切ることが目安です。
ハーフマラソンの一般的な完走タイム
反対に、トップから少し落ちた上級者のグループに入りたい場合には1時間30分から2時間が目安となります。
男性の場合は、この基準に入れている人は全体の約27%で、女性の場合は約14%です。
上級者の目安は、平均時間の2時間を切ることを目安に考えている人が非常に多いため、2時間を切って1時間30分に近づくほど全体の総数も落ちてきます。
細かな基準でみると1時間40分区切りや1時間50分区切りもありますが、1時間30分から2時間という目安で上位グループが形成されていることに間違いはありません。
ハーフマラソンの順位まとめ
まとめると、半数を占める平均的な走破時間を目安にしてそれ以上に入るかそれ未満かで総数がどうなっているのかを把握することができます。
男性の場合、2時間を切れる人は全体でも3割程度ですし、女性では1割弱ですのでわかりやすいといえます。
この記事を参考にみなさんも上位者になれるようにがんばりましょう!