夏場のマラソンの練習メニューは軽めにした方がいい!

これから来シーズンのマラソン大会に向けて、毎日練習を続けていこうと考えている人もいるかもしれません。

どんなことにも言えることですが、1日でもさぼると、取り戻すためには3日ほどかかるともいわれています。

このことからマラソンも、何よりも毎日欠かさず練習をすることが大切です。

毎日とはいえ、気候の良い時期であればよいかもしれませんが、特に夏場の練習となると様々なまとめ対策も必要になってくるでしょう。

気温の高い夏場は春秋冬にしていたマラソン練習するといつも以上にきついと感じることがあると思います。

この記事ではそんな暑い夏を乗り切れる練習方法などを紹介したいと思います。

まずは走る時間帯を考えよう!

夏場はかなり暑くなることから、外を走るのが苦痛に感じるかもしれません。

熱中症になってしまったり、脱水を起こしてしまうことを考えて、早朝や夜などの比較的涼しい時間帯を選んで走る人も多く見られます。

安全面で考えた場合には、確かにこれは良い判断と言えるでしょう。

しかし時間だけを工夫するのではなく、走る場所を工夫する必要もあります。

中には夜の時間帯に走ることは、特に女性となると不安を感じる人も多いかもしれません。

このような場合には、夏でも日中の暑い時間帯に走ることになるでしょう。

走る場合には、気温や練習内容などに応じ、走る場所を変えた方がよいということです。

特に夏の暑い時期となると、練習に良い場所としては、トラックなどの周回コースが挙げられます。

トラックなどの、比較的距離の短い周回コースを利用するのがよい理由としては、早朝や夜に走るのと同じような理由があげられます。

トラックを利用することによって、暑い時期に起こりがちとなるトラブルを回避することにもつながります。

練習内容は普段より軽いメニューにした方がいい理由

暑い時にいつもと同じ練習をしてもいつもより持久力などが向上する幅が大きくなることはないからです。

また、暑い時期にいつもと練習ができないからと言って練習を全くせずに涼しい時期から再開すると、マラソンの完走タイム昨シーズンと同じか悪い結果になる可能性が高いです。

逆に、無理にいつもと同じ練習を続けていると熱中症になるリスクが高くなります。

他にはわかっているとは思いますが、着替えやタオルを持参してください。

走っているときはもちろんのこと、外出中や就寝中であっても、熱中症や脱水症状などの危険性は伴います。

そのため夏の暑い時期には何よりも水分補給が重要となります。

おススメな水分補給の方法

どうやって走りながら水分を補給すればよいのかというと、その方法としては、ボトルなどに水分を入れて持ち込んで走る方法が考えられるでしょう。

実際にこのような工夫をしているランナーは多く、ポーチやバックパックなどを利用しているランナーも多く見かけます。

もちろんこれも一つの良い方法といえますが、タイムを上げる練習などの際にはこの方法はあまり向きません。

ボトルの重さによってフォームが崩れてしまったり、本来出るはずのスピードが出し切れない可能性もあるからです。

そこでおすすめの方法としてあげられることは、レースの給水所を思い出してみましょう。

必要な時に水分を取って補給する方法です。

トラックのような周回コースであれば、何度も同じ場所を通ることになるため、この方法が可能となります。

走っているときには手ぶらであるため、走りを邪魔するものも何もありません。

特に400mほどの短い距離のトラックを選べば、細かく水分補給が可能であり、自分自身の体の状態を気にしながら、万が一何かしらの違和感を感じた場合には、すぐに給水することができるでしょう。

マラソンとなると走ることによって大量の汗をかくことから、多くの水分、また塩分も補給する必要があります。

水分不足に陥ると、場合によっては倒れてしまうだけではなく、パフォーマンスの低下にもつながってしまいます。

ドリンクは市販のスポーツドリンクよりも経口補水液がおススメです。

というのも脱水症状になった際はただ水分を補給するだけでは回復しません!

水分を細胞内まで届けるにはナトリウムなどを同時に摂取する必要があるためです。

そんな成分をどのドリンクよりも含んでいるのが経口補水液です。

 

 

実際に来年の東京オリンピックのマラソンのスタート時間を朝5時になる可能性があるという噂もあるくらいなので、夏場は暑い時間に走るのを避けるかいつもより軽い練習をするように心がけると良いでしょう。