人間の体は、関節が曲がりやすいように非常に柔軟にできているのが特徴になります。
日常生活を営んでいるだけならば、体の痛みが出てくることはあまりありません。
例外的に、歳をとってしまった場合には関節などが擦り切れて関節が痛むようなことはあるでしょう。
ですが、マラソンをするぐらいの年齢ならば関節が痛むことは通常ありません。
マラソンは、下半身に大きな負担をかけるものです。
特に、アスファルトの上を走ることになりますのでいくら靴がよかったとしても少なからずひざに負担がかかってしまう可能性があります。
特に、上半身が重たい人は自分の体重すべてが両方の膝にかかるため膝の痛みが出てくることも少なくありません。
膝の痛みが出てしまった場合には、そのままマラソンをすることができないように感じます。
そこでこの記事では、膝の痛みがあってもマラソンをできるようにする方法を紹介したいと思います。
マラソンランナーの8割が膝に痛みを感じたことがある
実は、マラソンをしている人のうち80%ほどの人は膝に何らかの痛みを感じたことがあるとの回答があります。
そして現在も、膝に対して不満を持っている人が非常に多い傾向があります。
このように、走ることは非常に膝に対して負担がかかることをよく理解しながら走ることが必要です。
マラソンの練習中に膝の痛みを感じたらアイシングをする
では、実際に練習で走っているときに痛みが生じてしまった場合、そのまま走り続けることができるかが問題になります。
一つ目の改善方法そして対策としてはアイシングを行うことです。
アイシングとは、氷などで冷やすことで痛みをとる方法です。
ビニール袋に氷を入れて患部にあてるか、保冷材などを利用して膝の部分にあてることで痛みが和らぐこともあるでしょう。
ただ、あまりずっと押し付けていると逆に傷んでしまう場合がありますので間にタオルなどをはさんで冷やしすぎないようにしておくことが必要になります。
これに関しては、あくまで応急処置的な対策になるため再び走りはじめると痛むようなことがあるかもしれません。
基本的に、アイシングをすることにより膝の神経をまひさせるため15分から20分ぐらいは走り続けることができるようになります。
マラソンの練習中に膝の痛みを感じたらストレッチをする
しかしやはり時間が経過すると、痛みが戻りますので別の方法を知っておくのがよいでしょう。
もし、レース中でなければストレッチなどを途中でいてみると良いです。ストレッチをすることにより、体の硬くなった部分が伸びて痛みが和らぐこともあり得ます。
もちろん、走る前にもしっかりとストレッチを知っておいた方がよいでしょう。
よく、膝をかばって走る人もいますが、実は膝をかばうことにより別の部分に痛みが生じてしまうことがあります。
痛い部分をかばって走ると、ふだん使わない筋肉を使ったり片方の足に大きな負担がかかってしまいそれが原因で痛みが伴うこともあるわけです。
このように考えると、決してかばうように走るのではなく、少し歩幅を小さくして走るなどの工夫が必要になります。
それ以外では、姿勢を少し変えてみることです。
足をかばうわけではありませんが体が前のめりになって走っている場合には膝のまえ側に負担がかかる傾向があります。
マラソンで生じる膝の痛みまとめ
いかがでしょうか。
まとめとしては、アイシングをすることやストレッチをすることそして痛い部分をかばわないことが大事になります。
一番大事なことを膝を痛いと感じてもかばって走らないことです。
この記事を読んだ方は膝の痛みに負けず頑張りましょう！
