フルマラソンの完走タイムは4時間切れると45%以内に入れる!

マラソン大会に出る場合には、とにかく完走したいと考えている人もいますが、本格的にタイムを気にする人は完走タイムを意識して走ることになるでしょう。

そこで、どれぐらいのタイムで完走をすれば全体の中で何%の順位になれるかをまとめてみます。

これを知ることで、より明確な目標ができるはずです。

そこでこの記事では、フルマラソンをどれくらいのタイムで完走すれば全体の何割の順位になれるかを解説したいと思います!

フルマラソンの平均完走タイム

まず、全日本マラソンの平均タイムは4時間50分前後になります。

これは、ちょうど全体の5割ぐらいの順位と考えておけばよいです。

初めてマラソンの大会に参加する場合には、4時間50分くらいを目標にして走ると良いでしょう。

ちょうどオリンピック選手の平均タイムの2倍ぐらいの時間になります。

ただ、実際にはコースや天候などにより、若干タイムが前後することがあります。

ときには、4時間40分未満が平均になることもあれば、4時間50分を超えることもよくあるでしょう。

また、男性と女性によってもタイムが異なることを考えれば、漠然と全体の平均だけをみてもわからないものがあります。

男性の場合は、おおよそ4時間35分から4時間40分くらいが平均と考えておけばよいです。

これに対して、女性の真ん中あたりの順位は5時間5分から5時間8分となっています。

このように、男女でもスピードや体力が基本的に異なるため、男性ならば男性のタイムを基準にして、女性ならば女性のタイムを基準にすることが大事です。

フルマラソンの完走タイム上位の基準

では、真ん中以外のタイムと順位はどのようになっているでしょうか。

まず、マラソン大会で2時間30分を切ると男性の場合は上位0.2%に入り、女性の場合は上位0.02%に入ることが分かっています。

3時間でゴールするとすれば、男性ならば全体の3%に入る可能性があります。これに対して女性の場合には、1%に入りますので3時間で完走すれば相当足の速い選手と言うことができるわけです。

 

 

 

続いて、3時間30分になると、男性の場合は上位18%に入ります。

女性に関しては、上位6%前後に入りますので総合的に考えてもまだまだトップレベルの順位といえるでしょう。

では、4時間程度になるとどうでしょうか。

フルマラソンの完走タイムが4,5時間の場合

4時間程かけて完走をする場合には、男性の場合だと全体の45%に入ります。

女性の場合は、全体の26%に入りますので、それでも十分優秀と言えます。

ただ、4時間5時間をピークに実に多くの人がゴールしますので、その時間帯になるとかなり誤差が出てくることになります。

例えば、5時間かかった場合には大会によっては男性で上位50%に入る可能性もありますが60%あたりに位置することも考えられます。

それ以降に関しても、同様に順位にばらつきが出てくるでしょう。

しかし、日本国内のマラソン大会ではおおむね6時間を経過した段階でレースが終了することが多くなります。

したがって、どれだけ遅く走ったとしても確実に6時間以内にゴールするようにしましょう!

フルマラソンの完走タイムによる順位の基準まとめ

いかがでしょうか。

フルマラソンの平均的な完走タイムは約4時間50分です。

多くの市民ランナーが目指すサブ4を達成するとだいたい全体の45%の順位になりますね。

フルマラソンに参加するにあたって完走タイムがどれくらいの順位になるかわかれば練習へのモチベーションも増すのではないでしょうか。