マラソン大会といえば全国各地で人気ですが、九州地方でも盛んに開催されているのが特徴です。
そこでこの記事では、九州地方で開催されるマラソン大会を紹介したいと思います。
九州のマラソン大会その1 福岡マラソン
2014年以降毎年11月に開催されている福岡マラソンは、全国ランニング大会100撰に選ばれている大会の1つです。
主催は福岡陸上競技協会と福岡市や糸島市で、西日本新聞社が共催しています。
主催で分かるように、この大会は2つの市にまたがる形で開催されているものです。
全長5.2kmを走る市民参加型で、車いす競技も同時に開催されます。
1989年~2012年まで開催されていたシティマラソン福岡の後を引き継ぎ、その際にハーフマラソンからフルマラソンに変更されています。
福岡市内の中央区天神を走り出し、那の津や黒門川通りを経て、唐津街道に九州大学伊都キャンパス、海づり公園の前といったルートを通ります。
30km地点以降は糸島市に入り、ゴールの市役所志摩庁舎を目指します。
九州のマラソン大会その2 熊本城マラソン
毎年2月開催の熊本城マラソンも人気で、こちらも地域を代表マラソン大会です。
歴史的には2012年の初開催ですから、福岡マラソンよりも少し早く誕生しています。
マラソン大会の分類は市民マラソンで、参加者は全長30kmのコースを走ります。
主催は熊本と熊本日日新聞社、そして熊本陸上競技協会で、地元の企業や銀行が多数協賛します。
元々は市の政令指定都市移管を記念して開催された大会で、以降は毎年開催になりました。
フルマラソンは13,000名、30kmのロードレースは150名、中学生以上が参加できる約3kmの復興チャレンジファンランは1,500名が定員です。
しかし、2018年のエントリー倍率は約2.5倍ですから、熊本城マラソンの人気の高さが窺えます。
九州のマラソン大会その3 北九州マラソン
福岡では北九州マラソンも有名で、2014年から毎年2月に開催され、熊本城マラソンと同じく注目を集めます。
どちらも開催日が同日で、人が2つのマラソン大会に参加するのは実質的に不可能です。
その為、ランナーはどちらに参加するか決める必要が出てきます。
エントリー倍率で比較すると北九州マラソンは約2.4倍なので、少しだけ熊本城マラソンの方が参加希望者は多い傾向です。
ただ北九州マラソンも負けておらず、市制50周年を機に開催されていたり、約24万人が沿道で応援しているなど、実に立派な実績があります。
市と福岡陸上競技協会の主催で、RKB毎日放送に毎日新聞社と地元企業が企画、運営を行っています。
フルマラソンでは、市役所前をスタートして小倉北区東港で折り返し、門司港岸壁で再び折り返したら国際会議場前のゴールへと向かいます。
ペアリレーマラソンと3km、5kmのファンランもあるので、幅広い年齢層の人達が楽しめるのが魅力です。
九州のマラソン大会まとめ
このように、九州で開催されるマラソン大会をまとめると、とても規模の大きな大会が複数あることが分かりました。
他にも、3月開催の鹿児島マラソンやさが桜マラソンと、12月開催の青島太平洋マラソンも存在するので、マラソン好きにとってチャンスが豊富な理想的な環境です。