マラソンレース中練習中の向かい風は前傾姿勢で走れば対策できる

マラソンのレースに出場する際には、様々な対策を行っておきたいところですが、その一つとして向かい風が挙げられます。

そこでこの記事では、マラソンにおける向かい風対策について紹介したいと思います。

マラソンは外で行う競技なので、天候の変化は当然と言えます。

特に河川敷などを走る場合には、風が吹き抜けることを考えて、事前の対策が求められます。

向かい風はレースに出場してから行ったとしてもうまくいことはありません。

日ごろの練習方法に向かい風や追い風の対策をまとめておくとよいでしょう。

マラソンで向かい風対策のおススメはネックウォーマー

まず第一にウェアを使った方法です。

練習の際に、ウインドブレーカーを着用する人も多いかもしれませんが、ウインドブレーカーを着用すると、風の影響をもろに受けることになります。

極端な話をすると、ダボダボしている服装は強風の時には凧と同じような原理で風にとばされてしまうことになります。

風対策を行うのであれば、なるべく体にフィットしたタイトなウェアを着用することが大切です。

これにより風の抵抗を一気に減らすことができるでしょう。また風を浴び続けると体温を奪われることにもなります。

そのため手袋やタイツ、ネックウォーマーなどを使い、できる限り肌を隠し体温を調整することが大切です。

その中でもネックウォーマーは体感温度をかなり上げてくれることでしょう。口元まで守ることも可能です。

マラソンには追い風対策も必要

そしてマラソンの場合には、追い風の時にも工夫が必要となります。

風が吹いていない場合には、実質的には体には向かい風が当たることになりますが、追い風が走る速さと同じである場合には、実質的には風に体が当たらないということになります。

風が当たらないということは、汗をかいても乾きづらく、これが冷えにつながります。

この時に重要となるのが速乾性のウェアを身につけることです。

特にレースの後半となると、パフォーマンスも落ちて体温も下がってくることでしょう。

このようなときにも速乾性のウェアは大きな力となります。

風があるマラソン大会では目を保護する必要もある

そして風が吹くマラソンでは、目を保護するための対策も重要となります。

ここでリスク回避となるものはサングラスの装着です。

サングラスを装着することによって、空中に舞ったほこりや砂などから目を保護することができます。

特に海岸線となると砂や土も多くなっているので注意が必要です。

コンタクトレンズを装着している人も多いので、サングラスは必需品と言えます。

またそのほかにも花粉の侵入を防いだり、目を細める必要がないので疲れを防ぐこともできます。

サングラスを着用し視界が暗くなるのは気になるという場合には、透明なものを用意すると良いでしょう。

走り方を工夫してマラソンの風対策をする

そしてマラソンの風対策して、走り方にも工夫が必要です。

向かい風の場合には、体を前傾姿勢にして進みます。

この時のポイントとしては、背筋をしっかり伸ばすことです。

脚先から頭まで曲がらないように意識して走ります。

また向かい風の時には両足が地面から離れている時間が長くなると、体は後ろに吹き飛ばされてしまいます。

これが大きなロスとなるので、歩幅を短くし体が空中にいる時間をできる限り短くするのがコツです。

これによりエネルギーの有効に使うことができるでしょう。

風が強い日のマラソン大会まとめ

いかがでしょうか。

風が強い日のマラソン大会では寒い日でもウインドブレーカーではなくネックウォーマーの着用がおススメです。

それに加え、砂などが目に入らないようにサングラスを装着するのもおススメです。

向かい風の場合は前傾姿勢で走るといいでしょう。

追い風の場合は汗が乾きにくいので速乾性のウェアを着るといいでしょう。

この記事を参考に向かい風・追い風にも対応できるになっていただけると幸いです。