マラソン大会のレース中に音楽を聴くのは反則!?本当のところを解説!

マラソンの練習をする際、イヤホンを付けて走っている方は多いでしょう。

音楽を聴きながら走ると、モチベーションを上げることができる人もいるでしょう!

しかし、音楽を聴きながら走ることを禁止しているマラソン大会があると聞いたことがある人もいると思います。

そこでこの記事では、マラソン大会でイヤホンを付けて音楽を聴きながら走ることについて色々話していきたいと思います。

イヤホン禁止のマラソン大会は多い

結論から申し上げますとイヤホンが禁止のマラソン大会は多いです。

実際に日本陸上競技連盟が定めているルールブックでは、イヤホン着用は禁止です。

そのルールブックに従うマラソン大会が多いです。

この規定が日本陸連の選手だけに適用されていると思っている方も多いようですが、多くのマラソン大会では、一般の参加者もそれの対象です。

そのため、厳密に言えばイヤホンを付けて音楽を聴きながら走るのは禁止でしょう。

マラソン大会ではイヤホン禁止の大会が多いですが、禁止にもかかわらず付けて走っているランナーをよく見かけますよね!

その理由の一つが日本陸連が定めたルールブックが一般参加者にも適用されていることを知らないことでしょう。

その他の理由としては、普段の練習でイヤホンを走っているため、手放せないことでしょう。禁止はされていても、運営側からは何も言われないことが多いです。

指摘されなければOKと思ってそのまま走ってしまう方もいるでしょう。

実際に私もイヤホンを付けてマラソン大会に参加したことがありましたが失格どころか注意すらされませんでした。

どうしても付けたい場合は、片耳だけ付けるという方法もあるでしょう!

周囲の音が聞こえないのは、他人に迷惑をかけてしまうので、音量を小さくするなどの配慮をすると良いでしょう。

それでも、イヤホンを付けて走ると失格を謳っている大会もあるので、音楽を聴いて走りたい方は他人に迷惑をかけることなく自己責任で行ってください。

もしくは予め大会事務局へ直接問い合わせると良いでしょう。

 

 

マラソンで音楽を聴きながら走る影響

イヤホンを付けて走る人の中には音楽を聴きながら走ると、普段よりも良いパフォーマンスが発揮できると思っている方が多ででしょう。

しかし、音楽を聴きながら走ると周りの音が遮断されるので危険です。

マラソン大会の参加者は非常に多く、走る際にも密集しています。

他のランナーとの距離も近いので、周囲に気を配る必要があります。

また、マラソン大会の参加者には視覚障碍者もいます。そのような方はガイドランナーと共に走っているので、道を譲らないと危険なケースがあります。

そのときは、ガイドランナーの方が道を譲ってもらえるように声をかけます。

そのため、周囲の音が聞こえない状況だとぶつかって転倒してしまうことも考えられるでしょう。

周囲の音を聞いて、周りに気配りをする必要があるので、イヤホンはあまりおススメできません。

ランナーの中には、無理な追い越しをする方もいます。

急停止やいきなりUターンをする方もいるので、トラブルに巻き込まれないように注意が必要です。

逆にイヤホンを付けずに走ることで走っている自分の息遣いや足音を聞きながらの調整がしやすくなります。

音楽を聴きながら走っていると、息遣いや足音が聞けずにオーバーペースで走っていることに気づかないことがあります。

それによって、スタミナ切れを起こしてしまう可能性もあります。

長丁場になるマラソン大会では、自分のコンディションを見極めるためにもイヤホンを外すメリットは大きいですよ!!

まとめ

いかがでしょうか。

音楽を聴きながら走ることが禁止のマラソン大会が多いので音楽を聴きながら走りたい方はちゃんとルールを確認しましょう。

音楽を聴きながら走ると普段より優れたパフォーマンスを発揮できる可能性はありますが、周りの音が聞こえないので事故に遭うリスクがあります。

私はマラソンは音楽を聴かずに走ることをおススメします。