5km,10kmマラソンの平均タイムと初心者の目標タイムを紹介!

初心者ランナーにとって、いくら練習をしたからといっていきなりハーフマラソンやフルマラソンの長い距離の種目に参加するのは不安に思うことがあるでしょう。

そのような場合、まずは5km10kmのマラソン大会に参加したい方もいるでしょう。

そこでこの記事では参加人数が約600人の5kmのマラソン大会の男女別・年代別平均タイムと, 参加人数が約1400人の10kmのマラソン大会の男女別・年代別平均タイムについて紹介したいと思います。

初心者が目標とするタイムは5kmの場合、30分、10km60分です。

その理由についても紹介したいと思います。

5km男子は若ければ若いほど速い!

以下に5kmの男子の年代別平均タイムを記載します。

20代男性→2221(参加人数:約60)

30代男性→2440(参加人数:約80)

40代男性→2512(参加人数:約110)

50代男性→261(参加人数:約60)

60代男性→2819(参加人数:約80)

この結果から、男子全体の平均タイムは約25分25秒になります。

5km男子の部で平均より走りたい場合、1km5分を切って走ることが求められます。

5kmはマラソン大会にある種目の中で距離が短いだけに持久力だけでなくスピードもある程度求められる種目です。

スピードがある年齢が若い世代ほど上位が取りやすい種目だということがわかりますよね。

5km女子は40代・50代が速い!?

以下に5kmの女子の年代別平均タイムを記載します。

20代女性→2817(参加人数:約40)

30代女性→2956(参加人数:約70)

40代女性→2943(参加人数:約50)

50代女性→2948(参加人数:約30)

60代女性→3022(参加人数:約30)

この結果から、女子全体の平均タイムは約2938秒になります。

5km女子の部で平均より走りたい場合、1km555秒を切って走ることが求められます。

5km男子の平均タイムを紹介していた章では、「5kmはマラソン大会にある種目の中で距離が短いだけに持久力だけでなくスピードもある程度求められる種目です。」と言っていましたが5km女子は30代よりも40代・50代の方が平均タイムは速くなっています。

その原因として考えられるのは、30代の女性は出産や子育てによってランニングといった激しい運動ができない時期から明けたばかりの方が多いからではないでしょうか。

10km男子も若ければ若いほど速い!

以下に10kmの男子の年代別平均タイムを記載します。

20代男性→4751(参加人数:約130)

30代男性→4931(参加人数:約290)

40代男性→4959(参加人数:約380)

50代男性→5017(参加人数:約230)

60代男性→5417(参加人数:約240)

この結果から、男子全体の平均タイムは約5032秒になります。

10km男子の部で平均より走りたい場合も、1km5分を切って走ることが求められます。

10km5kmほどスピードが求められる種目ではありませんが、やはりスピードだけでゴリ押しして走り切れる距離であるので、5km10kmの平均以上で完走するために必要なペースが変わらないのでしょう。

平均以上で完走するために必要なペースが変わらないという結果が生じた理由として考えられるのは、5kmよりも10kmの方がメジャーな種目であることです。

そもそも種目に5kmがあるマラソン大会は少ないです。

そのため、本格的にマラソンをしているランナーは5kmよりも10kmに参加する傾向があります。 それぞれの距離の参加人数を見るとそれはわかります。 普段10kmに参加するランナーが5kmに参加すれば5kmの平均タイムは上がるでしょう。

10km女子は30代・40代・50代が速い!?

以下に10kmの女子の年代別平均タイムの年代別平均タイムを記載します。

20代女性→5731(参加人数:約40)

30代女性→5547(参加人数:約70)

40代女性→5555(参加人数:約60)

50代女性→5454(参加人数:約50)

60代女性→584(参加人数:約30)

この結果から、女子全体の平均タイムは約5611秒になります。

10km女子の部で平均より走りたい場合、1km535秒を切って走ることが求められます。

女子に関しては平均以上で完走するために必要なペースは5kmよりも10kmの方が速くなっています。

以上のことからもマラソン大会の10kmの方が5kmよりもメジャーな種目だということがわかります。

10km女子は20代よりも30代・40代・50代の方が平均タイムは速くなっています。

その原因として考えられるのは、女性にとって10kmという距離はお手軽に走れる距離ではないからでしょう。

つまり、女性の30代から50代は同年代男性より10kmに参加するのはガチ勢になっているのでしょう。

なぜ初心者が目標とするタイムは5km30分、10km60分?

この記事の冒頭でも話したように初心者が目標とするタイムは5kmの場合、30分、10km60分です。

個人差はありますが、5km走るにしても10km走るにしても初心者が1km6分のペースを維持して走るのは難しいものです。

しかし、1km6分のペースは10km40分で走れる人にとってはウォーミングアップで走るときのペースです。

要するにマラソン初心者に限らず完走タイムの自己ベストを伸ばしたい場合、現実性がありつつ無茶ではないタイムを目標に練習や大会に臨むのがベストだということです。

それともう一つの理由としては大会のルールによっては足切りがある場合もあります。

つまり、5km30分、10km60分が足切りされない最低限のタイムであるということです。

まとめ

男子の場合、5km10kmともにある程度スピードが求められる種目なだけに若い年代の方が平均タイムは速いです。

女子の場合も色々な要因があって異なるところはありますが、5km10kmともに若い年代の方が平均タイムは速いです。

参加人数や平均タイムからわかるようにマラソン大会自体は5kmよりも10kmの方がメジャーな種目です。

初心者が目標とするタイムは5kmの場合、30分、10km60分と言っている理由は現実性がありつつ無茶ではないタイムを目標に練習や大会に臨むのがベストだということと足切りをうけずに済むタイムだからということでしたね。

最後にいくつか合わせて読むと良い記事を以下に紹介して終わりにしたいと思います。

1km6分以内に走れない人におススメの練習方法

「全く走れないマラソン初心者が実践すべきは練習法スロージョギング!」

5km10kmの完走タイムを速くするおススメの練習方法

「マラソン5km2分,10km40分の以内に完走するには練習でインターバルトレーニングが必要!?」

ハーフマラソンの平均タイムを知りたい方

「ハーフマラソンの年齢別の平均タイムと初心者の目標タイムを紹介!」

フルマラソンの平均タイムを知りたい方

フルマラソンの平均タイムは20,30代よりも40,50代の方が速い!?

最後まで読んで頂きありがとうございました。