2020年には東京でオリンピックが開催されることはご存知だと思います。マラソンでは、東京の街を世界のマラソン選手が走りますね!!そんなマラソンに出場する日本人選手はメダルを獲得できるのでしょうか?その可能性についてこの記事では取り上げたいと思います。
まず、東京オリンピックでの選手の選考方法が規定されている2017-2018シーズン、2018-2019シーズンの大会や2017年8月1日~2019年4月30日の期間内の国際陸連公認大会などから2019年9月以降に開催されるMGC(マラソングランドチャンピオンシップシリーズ)の出場選手を選考し、そのMGCからオリンピックに出場選手を男女共に2枠、それに加えて2019年冬~2020年春期間に行われるマラソングランドチャンピオンシップシリーズからオリンピックに出場選手を男女共に1枠選考するようになっています。
このように文章で説明されてもわかりにくいので、規定されている大会の明記も含めて以下のリンクを見てください。
上記のリンクに記載されているMGCファイナリストの中で男子の選手で自己ベストが最も速いのが大迫傑選手の2時間5分50秒ですね!1964年の東京から2016年のリオデジャネイロオリンピックの中の歴代最速タイムが2時間6分32秒なので大迫傑選手の自己ベストを出せば金メダルの期待はできるでしょう。他にも設楽悠太選手や井上大仁選手が自己ベストが2時間6分台なので可能性はあります。また、メダルだけで言えば、同期間のオリンピックの歴代から見ると2時間10分以内の記録を出せばほぼ確実なので、MGCファイナリストのほとんどが自己ベストで走れれば取れる可能性が高いです。しかし、オリンピックのマラソンが開催されるのは炎天下の夏なのでサマータイムを採用されたとしても自己ベストで完走するのは難しいです。オリンピックにおける日本人選手の最高タイムは1988年のソウルオリンピックで中山竹通選手の2時間11分5秒なので、メダルを獲得できなくてもこの記録を塗り替えてほしいですね!!
女子の方はと言いますと、MGCファイナリストの中で自己ベストが最も速いのが安藤友香選手の2時間21分36秒です!女子のマラソンがオリンピックの種目が初めて追加された1984年のロサンゼルスオリンピックからリオオリンピックまでの中の最高記録が2時間23分7秒なのでこれもまた自己ベストを出せば金メダルの期待できます。オリンピックの女子のマラソンのメダル獲得者の完走タイムがここ最近上がっているので、自己ベストで完走してメダルを獲得できるファイナリストは半分くらいです…それを乗り越えて2000年のシドニーで高橋尚子選手出した2時間23分14秒の日本人最高記録を塗り替えてほしいですね!!