マラソンで疲れを少なくしてスピーディーに走るには、腕の振り方が重要になります。
そこでこの記事では、おススメの腕の振り方を紹介したいと思います。
マラソンにおける腕の振り方の重要さ
正しい方法で走ると、効率よく健康的に走ることができます。
振り方が間違っていると、貴重なエネルギーを無駄に使うことになり勿体ないです。
正しい方法で腕を振らないと、上半身の力を下半身に上手く伝えることができないので疲れやすくなります。
正しい方法を習得することは、マラソンはもちろん健康のためにも役立ちます。
腕振りには主に3つの役割があります。
腕を振ると走るリズムを作ることができます。
マラソンや長距離走で疲れを少なくして速く走るには、一定のリズムで走ることが大切です。
走るリズムが整っていないとエネルギーを余分に使ってしまい、走りの効率が悪くなります。
腕を振ることで足のリズムも走るペースもしっかりと作ることができ、姿勢が安定するというメリットがあります。
走るペースが遅い場合は振らなくても安定した姿勢で走ることが可能ですが、速いペースだと腕を振らないと安定した姿勢を保つのが難しくなります上半身と下半身は連動しているので、腕を振ると上半身の動きを下半身に伝えることができます。
前に進む推進力を生み出せるので、走る際にはしっかりと振ることが大切になります。
マラソンにおける正しい腕の振り方
正しい振り方には、重要なポイントが複数あります。
まず肩の力を抜くことが大切です。肩に力が入ってしまうと疲れやすくなります。
肩に余計な力が入っている場合は、リラックスして深呼吸を行います。
走るときは脇を締めることが大切ですが、締めすぎるのも問題です。
脇を締めすぎると動きがスムーズでなくなり、腕振りが難しくなります。
脇は腕を振りやすいように適度に締めることが大切です。
肩甲骨を意識して腕を振ると、次の一歩が自然に出るようになります。
肩甲骨は骨盤と連動しているので、肩甲骨を意識していると足をしっかりと動かすことができます。
肘の角度は90度くらいに曲げます。
肘を伸ばして走ると上手な振り方ができないので、肘を90度くらいに曲げて走ります。
腕を大きく振る必要はない
腕の振り方はランナーによって異なりますが、長距離ランナーは腕を大きく振る必要はないです。
短距離だと腕を大きく振ることで推進力を高めることができますが、長距離の場合は腕を大きく振ると疲れます。
腕は走るペースにあわせて軽く振るくらいで十分です。
腕を前に振ろうとすると腕や肩の筋肉が疲れるので、後ろに引くことを意識します。
正しく振れていない場合は、トレーニングで改善することができます。
正しく振るためには、肩甲骨の使い方が重要になります。日頃から肩甲骨のストレッチを行っていると、肩甲骨を使った効率のよい振り方が身につきます。
疲れないように鍛えたい場合は、ダンベルを使った筋力トレーニングがあります。
ダンベルは軽いものでも大丈夫です。
ダンベルがない場合は、350mlのペットボトルで代用することもできます。
マラソンにおける腕の振り方まとめ
いかがでしょうか。
マラソンで腕を正しく振るとリズムが取れて走りやすくなるなど様々なメリットがあります。
注意することは短距離のように大きく腕を振らないようにしてください。
練習で腕の振り方を意識してマラソン大会に向けてフォームが固められるように頑張ってください。