最近流行っているトレイルランは、山中や森など未舗装の道を走ります。
そこでこの記事では、トレイルランの特徴と一般のマラソンとの違いを紹介したいと思います。
トレイルランとマラソンの違い
走るのは同じでも、走る場所や走り方が異なります。
ロードを走るランニングは、基本的に舗装された整地を走ります。
フォームも維持し速さも一定です。トレイルランの場合は未舗装の場所を走り、フォームは場所によって異なります。
上りがきつい場合は歩くこともあり、下りではスピーディーに走るなど運動の速さが違います。
ストイックなイメージのランニングとは異なり、遊ぶ感覚で自由に走るのが特徴です。
森や山を自由に走るので心身に良い影響を与えます。
森の中で素晴らしい場所を見つけたら、立ち止まって景色を楽しむことができます。
トレイルランはアップダウンが多い!
アップダウンがあるのもロードとの大きな違いです。
整地のロードとは異なり、自然はアップダウンが連続します。
マラソンなどロードを走っているランナーは、大きなアップダウンがないので上りでも下りでもベストなフォームで走ることができます。
トレイルランは上りだと上りに適したフォームになり、下りは下りに適したフォームで走ります。
上るときと下るときでは、走るのに使う筋肉が違います。使う筋肉が異なるので、自然とフォームも変わります。
アップダウンが連続している場所を走ると、ロードを走るときよりも多くの部位を使います。
マラソンでは必要なかったスキルで走るのもトレイルランの醍醐味です。
トレイルランとマラソンではレース運びも違う!
レース運びもロードとは異なり、天候や気温の変化など自然環境に左右されます。
森のようなアウトドアフィールドは、ロードにはない不確定要素が満載です。
最近は不確定な部分に魅力を感じているランナーが増えています。
山を走ると野生動物になったように感じる人もいますが、都会の生活に慣れた人ほど森の野生的な解放感にはまりやすいです。
整備されていない自然の中を走ると、五感が刺激され磨かれていきます。
マイナスイオンが漂う中、風の音や鳥の鳴き声を感じながら走ることで感性が豊かになる人もいます。
心身ともにリフレッシュできるので、ストレスが多い日本で人気が出ているのも納得です。
トレイルランはマラソンにも良い影響を与えます。
トレイルランとマラソンの違いまとめ
アップダウンの激しい場所を走ることで、かなりの筋力トレーニングができます。
心肺機能も高まるので、ロードの記録が大幅にアップした人もいます。
よく知らない森を走る場合は、集中力も必要になります。
山野を走ってからロードのランニングに戻ると、簡単に感じる人は多いです。
ロードレースの記録を伸ばすために、週末になると山に行って走る人も増えています。
初心者で舗装された場所しか走ったことがない場合は、広い公園からスタートすると無理なく始められます。
途中で階段を入れるなどアップダウンを工夫して入れれば、山野で走る前の練習になります。
シューズは専用のシューズがあり、専用のシューズを履いた方が快適に走ることができます。
専用のシューズは主に3種類あり、軽量のシューズはロードシューズに近いです。