マラソン初心者にはなかなかない症状ですが、あまりに追い込みすぎてマラソンレース後や練習後に血尿が出て悩むかもしれません。
そこでこの記事では、マラソンレース後や練習後に血尿が出たときの対処法とそうならない方法を紹介したいと思います!
血尿とは
そもそも尿は体内で発生した有毒物質を水分と共に排出したものであり、尿がうまく排出できないと体内に毒素が残ってしまうため、体に悪影響を催してしまうことになるでしょう。
誰もが人間の生理現象として何もしないでも行えるものという位置付けにある尿ですが、身体の状況によっては血液のような成分を含んだ血尿を生じてしまう場合があります。
普段は透明か黄色程度の尿が赤くなっているのを目撃してしまうと、困惑してしまうのは間違いありません。
どうして尿に血液のような混ざってしまうのでしょうか?
血尿が起こる原因
原因は複数存在していて、その多くは腎臓の状態が悪くなっていたり、尿が排出されるために使う管のどこかが傷ついてしまったことで出血したことが理由になることが多くなっています。
これらは病気が主要な原因になりますが、健康な人であっても腎臓の血流が悪くなることで発生するケースもあります。
また健康体でありながら血尿が出る原因として激しい運動を行ったためというものもあり、体が長時間激しく上下に揺れるマラソンを行うと、体の揺れに伴って腎臓も動いてしまうため、摩擦によって出血したものが尿に紛れることは多いでしょう。
他にも運動によって筋肉から排出されるタンパク質を腎臓がろ過しているのですが、マラソンのように常にこの状態が継続していると、ろ過しきれないために腎臓が働き過ぎて血尿に結びつくことも考えられます。
これはマラソンほどの距離を走らなくても練習でも起きる場合があり、これだけはどれだけ経験を積んだとしても、誰にでも起きてしまう事象です。
また体を長く動かしていると、肉体がストレスを感じることで起きる血尿もあります。
発生する確率が高いのは直接に腹部に外的要因によって力が継続して加えられた場合ですが、長距離走でも腹筋が収縮して戻らなくなる現象が発生してしまうため、同じような理由で起きてしまいます。
マラソンレース後や練習後に血尿が起きたときの対策
マラソンやその練習によって起きる血尿の対策としては、適度に休憩を取って肉体のストレスを軽減することが最適です。
ただし試合などで休憩ができない場合には、体に足を地面に着けることで発生する衝撃を緩和するというものがあります。
この足から来る衝撃は身体の揺れに大きな影響を与えてしまうため、衝撃を強く吸収してくれるシューズを使用することで対策することができるでしょう。
そして練習では固いアスファルト舗装の路面を使うのではなく、柔らかい土のグランドを利用することで、衝撃を緩和することができます。
マラソンレース後や練習後に起きる血尿まとめ
まとめとしては、運動をしている時には肉体に過度な負担をかけないように適度に体を休めるようにして、足に強い衝撃を継続して受けないような対策をすると共に、汗によって失われた水分量を摂取して適切な状態に戻しておくことが大切になるでしょう。
水分については尿を作る時に必要不可欠な物質であり、その量が少なければ負担がかかってしまうからです。
血尿というのは明かに異常な状態であり、そのような結果を招かないためにできる対策は、しっかりと行うことが重要だと言えます。