マラソン初心者の中には、どんな服装が走るのがベストなのかわからない方がいると思います。
そこでこの記事では、マラソン大会当日のベストな服装について説明したいと思います。
マラソン大会当日の服装は、ウォーミングアップ前と完走後は基本的にはなんでもいい！
レースの際は、私は春でも秋でも冬でも半袖短パンで走っています。
なぜならば、スタート前は寒くてもレース中に暑くなって走りづらくなるからです。
しかし、一般的には体温が下がるとパフォーマンスが低下し、怪我のリスクが増えてしまうので初心者の方にはおススメできません。
準備運動をしないと怪我をしやすいですが、これは血行が十分に促進されておらず、筋肉の柔軟性が低いままなのが原因です。
マラソン大会も同様に、体温が低いと筋肉は硬く、ランナーの本来の実力を引き出せないままとなります。
確かに、走っている間に血行は良くなって体温も上がりますが、走り出しで怪我をしたり出遅れるのは避けたいところです。
朝ごはんをしっかりと食べる、スタート前に全身を動かして体を温める、そういった準備は必要です。
しかし、折角準備をしてもスタートまでに体温が下がってしまえば、結局はパフォーマンスが活かせずに伸び悩むでしょう。
勿論、走る前から汗だくになる服装はやり過ぎですが、少し汗ばむくらいの服装をするのは正解です。
またマラソン大会で走っている間は、汗を掻くことよりも冷えて体温が下がる方が懸念されます。
体を冷やさない為にはインナーのフィット感や密着性に加え、汗の吸湿速乾を念頭に選ぶのがおすすめです。
フィット感は体との隙間を減らすのが目的で、密着性が高ければ吸湿速乾機能が十分に働きます。
汗を素早く吸う吸湿は、風で汗が乾いて冷える気化熱を防ぐのに役立ちます。
速乾性はインナーの生地が発揮するので、体の方はサラサラなのに思ったよりも冷えないはずです。
基本中の基本ではありますが、腕を上げ下げしたり体を捻った時に動きにくく感じる服装はNGです。
フルマラソンやハーフマラソンに関係なく、一度走り出したら数時間は着たままなので、ずっと違和感や不快感を覚えたまま走るのは間違いです。
体に寄り添い動きの変化を邪魔しない服装でマラソン大会に臨むのが理想的！
冬のマラソン大会は、体が思うように動かなくなったり、低体温症になるリスクがあるので要注意です。
指先の冷えは手袋、降雪や風に対しては帽子を被って対策することをおすすめします。
足元から冷えることも珍しくないので、必要に応じて足首の保温対策も加えたいものです。
実は冬以外でも気温や天気の状態によって、思い掛けず体が冷えることはあります。
その為、前日や当日は天気予報で気温の変化を確認しておき、雨や強い風が起こりそうなら、コートなどの重ね着を用意しましょう。
私の場合、スタート直前まで半袖の上に何かを羽織るようにしています。
まとめ
マラソン大会当日の服装選びで大切なのは、体を冷やして怪我やパフォーマンスの問題を起こさないのが目的です。
軽く体を動かしたり運動をして体を温めるのは基本ですが、その後冷えないように保つ対策をするのも大事です。
夏場の汗や冬の雪風は冷えの原因ですから、状況に合わせて重ね着などの対策をするのが得策です。
冷えは血行が低下している証拠で、この状態のままで走り出したり走り続けると関節や筋肉を傷めたりタイムが伸びないので、気をつけましょう。
暑い日であれば半袖の中でも発汗を妨げない通気性のよい速乾性のあるのものがよいでしょう。
雨降りの場合には使い捨てのレインコートを羽織って、体温が奪われないようにしましょう。
体温が低いと筋肉は硬く、ランナーの本来の実力を引き出せないままとなります。
私服で来られる方はウォーミングアップの際にジャージに着替えてください。
ウォーミングアップの際は長袖長ズボンでも構いません。
最近は何かのキャラクターに着ぐるみを着るなどしてコスプレする方もいるので、自己ベスト更新を狙っていない方は思い出作りに以下の写真のようにコスプレをするのも良いでしょう。
