マラソンを始めるに当たって気になることの一つとして、走り方があると思います。
そこで、この記事ではどのような走り方をしたら速く走れるのかを解説したいと思います。
現在のマラソンのランニングスタイルは、大きく分けて3つに分類される!
①かかとから着地する“ヒールストライク走法”、②中足部(ミッドフット)から足の裏全体で着地する“ミッドフット走法”、③前足部(フォアフット)から着地する“フォアフット走法”です!
ヒールストライク走法は、かかとから着地した直後の地面の反発を推進力とする走法で、日本のランナーで最も多い走り方でしょう。
一方最近テレビドラマで話題となったミッドフット走法は、足裏全体で接地の衝撃を受け止めるので身体にかかる負担が少なく、安定した走りが可能です。
また、フォアフット走法は、足の指の付け根で着地する多くの海外エリートランナーが取り入れている走法です。
それぞれの走法にはメリット・デメリットがあり、どの走法が最もマラソンに適した走法なのかは一概には言えないのです!
ちなみにスロージョギングではフォアフット走法を推奨しています。
そこで、ここからはフォアフット走法についてもう少しお話したいと思います。
フォアフット走法を推奨する理由
スロージョギングのフォアフット走法は、歩幅を大きく取らないピッチ走法とフォアフット着地を組み合わせた走り方です。
この走法はランニングスキルの乏しい初心者でも、走り方をマスターすれば誰でも手軽にランニングを楽しむことができる優れた走り方です。
スロージョギングは、着地時における膝や脚への負担が少なく、歩幅を狭くして走るので、ケガや故障も少ないです。
また、歩数をより多くして距離を稼ぐので、マラソンに必要な筋肉を鍛えることができます。
つまり、ランナー向きの肉体を効率よくつくることができるトレーニング方法でもあります。
さらに、ランニングスキルの向上段階によって、フルマラソン完走→サブ5→サブ4→サブ3を狙うこともできます。
サブ5とはフルマラソン完走を5時間以内に完走することを指し、サブ4は4時間以内に完走、サブ3は3時間以内に完走することを指します。
文字を見ているだけではイマイチどのように走るのかわからない方もいると思うので以下の動画を参考にフォアフット走法を実践してみてください。
まとめ
ジョギングを始める動機は人それぞれです。フルマラソン完走、もしくは好タイムを目指す人もいれば、メタボリックシンドロームと診断され減量のために走る人もいるでしょう。
いかなる目的であっても、運動をする上で第一に考えなければならないことは、怪我や故障をしないことです。
せっかく目標を持ってランニングを始めても、体を壊したのでは元も子もないですし、長く続けることもできません。
悪くすれば選手生命を縮めることにもなりかねません。