マラソン大会が近づくと熱心にトレーニングをする人が目立つようになります。
好タイムを出すためには様々なトレーニング方法がありますが、人気がある加圧トレーニングです。
そこでこの記事では、マラソン大会の練習に加圧トレーニングを取り入れるのはアリなのかまたはおススメの方法を紹介したいと思います！
練習方法によって筋肉の付き方が変わる！
ただ単にランニングを行っている人と筋力を鍛えている人では、筋肉の付き方が異なります。
ランニングで付く筋肉は持久力に優れています。
筋力トレーニングや無酸素運動を行って付いた筋肉は、瞬発力が必要になる運動向きです。
ランニングでは筋力トレーニングも重要になります。
筋力を鍛えていると、地面に着地したときに前に進む推進力が向上します。
着地してから足を蹴り出す際に大腿前面や臀部の筋肉が使われます。
足を踏み出して前に進む動きを繰り返すランニングは、大腿前面や臀部を鍛えると下半身が安定してスピードが上がります。
マラソンの練習で加圧トレーニングを入れるメリット
マラソンの練習で加圧トレーニングを入れる理由は、ケガのリスクを減らすことができるからです。
基本的に自重トレーニングなので、安全にトレーニングができます。
行う回数も多いため、様々な筋肉を鍛えることができます。
筋力トレーニングではダンベルなどを使って少ない回数で筋肉を肥大させます。
かつトレーニングの場合は、回数を増やして体に負荷をかけます。
ランニングでは呼吸が重要ですが、加圧トレーニングを行うことで最大酸素摂取量が多くなります。
トレーニングをして血流を制限すると筋肉や血管に流れる酸素の量が減り、一時的な低酸素状態になります。
体は低酸素の状態に適応しようとするため、酸素を取り込む力が増します。
血液中のヘモグロビンや赤血球が増えることで、酸素運搬能力が向上します。
酸素消費能力が向上することで、マラソンで走る際にスピーディーに走ることが可能になります。
マラソン大会に出場するために、持久力を上げるトレーニングを行っている人は多いです。
効率よく持久力を上げるには、一定時間内に体に取り込むことができる酸素の量を増やす必要があります。
加圧トレーニングは血流を制限する中でトレーニングを行うので、心肺機能を強くします。
心肺機能が強化されることで最大酸素摂取量が増え、持久力の向上に役立ちます。
マラソン選手の中には高地でトレーニングをする人もいますが、加圧トレーニングを行うと高地トレーニングと同じような効果が期待できます。
持久力を高め、筋力を強化することが可能なので実践している人が増えています。
マラソンにおける加圧トレーニングまとめ
このトレーニングが注目を集める理由は、それだけメリットがあるからです。
マラソンに参加すると脚に乳酸が溜まった状態になり、回復するのに時間がかかります。
加圧トレーニングを行うと、疲労した状態に体が慣れるのでスタミナのある強い脚をつくることができます。
トレーニングで毛細血管が発達すると、これまで使われていなかった末端の毛細血管にまで血液が届くようになります。
血液の流れがよくなり酸素の運搬がスムーズになることで、走りの後半でも疲れにくくなるという利点があります。
