マラソン大会に参加したり練習を行うには、消費した栄養素を補給できるドリンクが必要になります。
そこでこの記事ではマラソン大会・練習の際におススメのドリンクを紹介したいと思います。
フルマラソンではドリンクが必要
体に必要な栄養素を補給しないと、フルマラソンを走りきることはできません。
特に30kmが一つの壁と言われていて、体内の糖分がなくなることからエネルギー切れを起こしやすいとされています。
失われた糖分はレース中に補給しないと低血糖の症状に陥り脳が疲労し苦しくなるので、必ず準備しておきましょう。
一般的には市販のスポーツドリンクで良いと思われがちですが、オリジナルのスペシャルドリンクを用意しておくと効率的に消費したエネルギーを補給できるようになります。
マラソンのときに飲むドリンクにおススメの材料
おすすめの材料は、アミノ酸の粉末と市販されているスポドリのパウダーです。
アミノ酸は分解不要で体にも吸収されやすく、パウダー状のスポドリならペットボトルで買うよりも安く、甘さの調整もしやすくなっています。
材料としてもう一つ用意しておきたいのは、マヌカハニーです。
マヌカハニーとはニュージーランドに自生するフトモモ科の低木であるマヌカの花から採れる蜂蜜のことを言います。
普通の蜂蜜よりも水分が少なめでとろみがなく味が濃いのが特徴です。
蜂蜜を入れているトップ選手は非常に多く、多くの効果が期待できるとされています。
マヌカハニーをレース中に摂取し始めて記録が伸びたという声もあるほどなので、多少高価ですが材料として使いましょう。
他に必要な材料は、ミネラルウォーターとレモン汁です。
必要な材料が揃ったら500mlのミネラルウォーターに、用意した材料を適量ずつ入れていきましょう。
アミノ酸の粉末は1袋、スポドリのパウダーは20g程度、マヌカハニーは大さじ1杯程度が目安とされています。
基本的な分量は守りつつも、味の好みに応じて多少増減しても構いません。
最後にレモン汁をレモン4分の1個程度入れれば、オリジナルのスペシャルドリンクは完成します。
マラソンのときに飲むドリンクの適切な量
完成したオリジナルのスペシャルドリンクは、練習なら1本あれば十分です。
しかしフルマラソンの大会に参加するときには、同じものを2本作っていくと良いでしょう。
1本はランニングポーチに入れて携帯し、前半戦で必要になったときや後半に給水所でとれなかったときのために、残しておくようにしてください。
団子状態で給水所に向かうと自分のものを取り損ねる可能性が高く、その場合は大事なレース後半にエネルギーをチャージできなくなります。
もう一本は、コース上に設けられている給水所に置いておきましょう。
マラソンにおススメのドリンクまとめ
フルマラソンのコースには5kmほどの間隔で給水所が設けられていて、栄養を補給できるものを受け取ることができます。
オリジナルのスペシャルドリンクを置いておきたい給水所は、30kmの地点です。
レースの半分を終えた残り30kmの地点はトップ選手も苦しむほど、エネルギーが切れやすい地点と言われています。
体内の糖分も失われているので、補給してゴールまでもうひと頑張りするためにも、30km地点で摂取するのがベストでしょう。
フルマラソンの大会で好成績を残すためにも、栄養満点のスペシャルドリンクを飲んで自己ベストを更新できるよう頑張ってください。