マラソンレースの途中や練習中に足が痛くなる人は多いです。
足が痛くなるとマラソンに集中できなくなるので、痛くならない対処法を事前に知って対策をとることが大切です。
そこでこの記事では、足の部位別に痛みの対策をまとめて紹介します。
マラソンレース中や練習中に痛くなる足の部位その1 膝
足の痛みで多いのが膝です。
人間が走る場合、膝には体重の約3倍から4倍の体重がかかってしまいます。
同じマラソンや練習で走っていても、ケガをする人としない人がいます。
膝を故障するランナーは、上下の動きが大きい走り方をしているケースが多いです。
上下の動きが大きいフォームで走っていると、着地したときに膝が沈み込み筋肉に負担がかかって膝の故障につながります。
上下の動きが大きい人は、その動きを前に向けることで膝への負担を軽くすることができます。
胸を張って走ることで姿勢も良くなり膝への負担も少なくなります。
マラソンレース中や練習中に痛くなる足の部位その2 足の裏・かかと
マラソンの練習をしていて、かかとや足の裏が痛くなる人も多いです。
走るたびに足の裏やかかとにも常に負担がかかっています。
痛みを感じた場合は、痛い部位を冷やすか湿布などを使って炎症を抑えます。
軽いストレッチができる人は、ストレッチをして筋肉をほぐします。
必要であればサポーターやテーピングで負担を抑えます。
マラソンレース中や練習中に痛くなる足の部位その3 足首
初心者などランニングに慣れていない人の中には、足首が痛くなる人もいます。
足首が痛くなる理由のひとつが筋肉不足です。
足首の筋肉が不足して痛みが出ている場合は、無理をせず少しずつ筋肉を鍛えていきます。
自己流で走っている人の中には、ランニングフォームが歪んでいる人がいます。
ランニングフォームが歪んでいると、足首に負担がかかり痛くなることがあります。
足首が痛む場合は、休養をとりながら筋肉を少しずつ鍛えることが大切です。
マラソンレース中や練習中に起こる足の痛みまとめ
足が痛い場合は、シューズが合っていない可能性もあります。
クッション性があまりないシューズでトレーニングをしていると、トレーニング中に痛みが出ることがあります。
クッションの効いたシューズを履くことで、痛みが軽減する人もいます。
衝撃を吸収する素材をシューズの中に入れておくことで、トラブルを軽減することができます。
ランニング機能を高めるためにアップダウンの激しい場所でトレーニングすると、足にトラブルが発生することがあります。
足に問題がある場合に大切なことは、無理をしないことです。
少しでも異変を感じた場合は、走ることをやめて十分に休養をとります。
異変を感じているのに激しいトレーニングを続けると、症状が悪化してマラソンのレースに参加できなくなることもあります。
休養をとって足の状態が改善されたら、まずはフラットな場所で走ってみます。
フラットな場所で走ってみて問題がなければ、少しずつランニング機能を高めるトレーニングも加えていきます。
休養をとっても違和感が続く場合は早めに病院へ行き、専門医に足の症状を診察してもらいます。
マラソンのレースが控えている場合でも、専門医の指示に従って適切な治療を受けることが大切です。