マラソン大会を前提とした練習を行うなら、走る以外にもトレーニングを行う必要があります。
瞬発力を高める筋トレや、体力をつける持久力トレーニングも大切ですが、一方ではイメージトレーニングも重要です。
例えば、イメージトレーニングをすると安定したリズムが刻めるようになり、ペースを保つ自信が身につきます。
日常的に取り組むなら、通勤経路の間に仮想の区間を設けて、目標タイムと実際の通過タイムを記録するのが良いでしょう。
そこでこの記事では、マラソンの練習には走る以外にもイメージトレーニングは必要なのかを解説したいと思います!
マラソンはポジティブ思考が大切
まず早過ぎる場合はペースを落とす、逆に遅い時はピッチを上げる意識を保つことが大切です。
この間の精神状態や思考も重要なポイントで、ネガティブなことを考えていないか、練習以外に囚われていないか確認をおすすめします。
思考がネガティブであれば、何故気持ちが落ち込んでしまうのか、その理由を解明することでマラソンのタイム向上が図れます。
反対に、ポジティブな場合もどうして気持ちが前向きになれるか分かると、マラソンにおけるモチベーションが保ちやすくなります。
長距離のレースは体力的にも精神的にもキツイもので、後半は特についついネガティブになってしまいがちです。
しかし、上位にランクインする選手たちは皆、イメージトレーニングでネガティブにならないように鍛えています。
肉体的なトレーニングとは別に、精神力のアップも不可欠ですから、体に自信がある人もイメージトレーニングを始めてみましょう。
イメージトレーニングをしてポジティブ思考を育てよう
ペースを一定に保つ走りも効果的ですが、後半にあえて速く走るネガティブスプリットもおすすめです。
これは世界的に採り入れられている走り方の1つで、日本の有名な指導者の間でも、タイム向上の効果が認められました。
勿論、ただ走るだけではなく、後半を意識的にピッチを上げて自分を追い込み、精神的にネガティブな感情を克服することが肝心です。
ネガティブスプリットを続けると、後半に余裕が生まれて精神面も安定してきますから、最初は心が乱れてタイムが滅茶苦茶でも、投げ出さずに練習することが必要です。
他にも、出走するレースの映像を見て自分が走る様子を想像したり、沿道の応援をイメージしてポジティブな感情を育てるのも有効です。
イメージトレーニングは、上手に走る為の経験を想像することによって補う、肉体面とはまた違った練習方法です。
体の動かし方1つとってもそうですし、踏み出す力加減や歩幅についても、経験がなければ上手くいかないでしょう。
ところが、イメージトレーニングは実際のマラソン経験がなくても、想像力で自信や体の動かし方が掴めてきます。
ネガティブな感情を克服する効果もその1つですし、雑念を打ち消して自分の走りに集中できるようにもなります。
マラソンのイメージトレーニングまとめ
まとめると、練習は走る方法に加え想像力を働かせることも大切で、体を動かしながら精神面に目を向けると、心の動きが分かって走り方の追究が行なえます。
レース映像を見て自分のマラソンを想像する、応援を受けて気持ち良く走る感情を心に刻むなども、マラソンのタイム向上の練習になります。
ポジティブなイメージを育ててマラソンの自己ベストを更新しましょう!