マラソンの練習の時に、一緒に走った方がよい人とは、自分と同じぐらいのタイムを持っている人です。
自分よりも極端にタイムが違う場合には練習相手としてあまり張り合いがありません。
そのため、自分よりタイムが早い人や遅い人と一緒に走ってもよいですが、そのグループの中に必ず自分と同じタイムの人を入れておくことが重要になります。
なぜこのように、自分と同じぐらいのタイムの人が一緒に走る人としてふさわしいかといえば、それはライバル関係にあるからです。
相手も自分のことをライバルとして意識してくれればなおよいといえます。
お互い切磋琢磨し、タイムをアップすることができます。
練習でタイムをよくすることができれば、マラソン大会の日もいつもよりよいタイムで走れる可能性が少なくないでしょう。
このように、タイムを伸ばしたいという目的を持って練習する相手を決めることが必要になります。
ただ、より大幅にタイムをアップいたい場合には随分と早い相手を選ぶことが大事になります。
そこでこの記事では、マラソン大会・練習の際におススメな一緒に走る人はどんな人なのかを目的別に紹介したいと思います!
マラソン大会本番に一緒に走るといい人
では、マラソン大会本番の場合はどうでしょうか。
マラソン大会本番の場合には、自分と同じぐらいのライバルを見付けて走ることが必要になりますが、この時少しでも自分よりも早い人を見付けて走るのも一つの方法です。
たとえば自分が普段は30位の場合、20位から25位ぐらいの人をマークして一緒に走っていくことが重要です。
逆に、10位以内の人と一緒に走ろうとしても途中で圧倒的に離されてしまう可能性がありモチベーションを失ってしまう可能性も否定できません。
それならば、頑張れば何とか追いつけそうな自分より上の人を狙って当日は一緒に走るようにしましょう。
走るときには、自分よりもタイムがよい人の後ろを走ると距離感が分からなくなってしまう可能性があります。
また、すでにその人の後ろを走ることで自分は負けていると意識してしまう可能性もあるでしょう。
逆に、目標としている人の前を走ろうとしても、後ろを振り向かない限り目標としている人との距離がわからないことが少なくないです。
もし、目標としている一緒に走る人がいる場合には、真横に並んだほうがよいです。
一緒に走る人をリサーチするのも重要
後は、事前にリサーチして同じようなペース配分の選手を選ぶことが重要です。
例えば、前半は自分よりもずいぶん遅くて後半スパートをかけるような人がいますが、その選手とタイプが会わなければマラソンの後半になって大きく差を付けられてしまう可能性があります。
一度差を付けられてしまうと追いつけないだけでなく敗北感を心の隅で味わうようになり、レース自体に集中する気持ちが切れてしまいます。
せっかく普段から一緒に走る人を選んで練習していても、当日モチベーションが下がり気持ちが切れてしまうとすれば、あまり練習している意味がなくなってしまいます。
このように、同じようなタイムの選手でもその選手のペースを見て「今ぐらいのペースで走れば大丈夫」と安心できたとすれば目標のタイムを上回ることが可能です。
マラソン大会・練習の際におススメな一緒に走る人まとめ
まとめると、普段の時もマラソン大会の時も、同じぐらいのタイムの人を見付けて一緒に走ることが重要です。
ただし、相手のペースを見極めることが大事です。
私は大会のときも練習のときも走るペースをある程度設定しているので大会の際に周りのペースに惑わされることなく走れています。
一人で練習するのではモチベーションが保てない方は本記事を参考にして頂くと良いですが、ある程度目標タイムが決まっていればどれくらいのペースで走ればいいかわかるので周りは気にしないのがおすすめです。